自立と自律…。間違えやすい熟語ランキング第26位くらいにランクインしてそうですね(笑)。
それはさておき、この二つの熟語ですが、実際問題混同しやすいことも事実です。それぞれ意味を確認しておきましょう。
「自立」=ほかのものに頼ることなく、独り立ちしていること。
「自律」=他からの支配・制約を受けず、自分自身でたてた規範に基づいて行動すること。
「他の影響を排する」という点が共通しているため、混同してしまうことが多いということでしょうか。どちらにせよ、二つの言葉が少なくともマイナスの意味を持っていないことはわかるかと思います。
では考えてみましょう。新学期が始まって約1週間余り経ちましたが、今の生徒の皆さんに求められるのはどちらでしょうか。
前者を求められるのは、おそらく卒業後(とりわけ高校卒業後)でしょう。したがって、求められるのは「自律」です!!とりわけ受験生の皆さんは学校でもよく言われるのではないでしょうか。
この時期に授業内外でこういった話をするとあまり乗り気ではない顔をする人もいます。確かに無理もありません。4月になった途端、勉強量が大幅に増加させなければならなくなりつつも、部活の引退はまだ先であるため、今まで自分が自由に使えた時間を勉強に充てなければならないという現実に直面するからだと思われます(私自身もその一人でした…)。しかし、受験生という立場上、その運命には抗えません。その事実をいち早く受容し、自分を律する、即ち自分自身をコントロールすることのできる人が、本当の意味での「受験生」なのです。
まずは勉強の習慣をつけましょう。5分でも10分でも「毎日勉強すること」「勉強時間ゼロの日を作らないこと」が大切です。そしてできれば、「調子がいい日にあまりやりすぎないこと」も大切なので覚えておいてください。というのも、調子がいい日にやりすぎると、調子が悪い日が来たときに「この前調子がいい日に2日分学習を進めたから、今日はやらなくていいか!」となってしまい、勉強量にムラができかねません。言い換えれば、「調子が良かろうが悪かろうが、あらかじめ決めた分量のみやる」ということです。
受験生は思春期真っただ中。しっかりと「自律」して、大人への階段をのぼっていってください。