こんにちは、歴史の虜の佐藤です。
久しぶりに、今日は世界史の名言を取り上げたいと思います。
「大多数の決定が、いつでも真実だとは限らない」
これは、20世紀後半のローマ教皇であるヨハネ・パウロ1世の名言です。1978年に即位し、さまざまな教会の諸改革を試みるものの、在位僅か33日で不慮の死を遂げてしまいました。「微笑みの教皇」と呼ばれたヨハネ・パウロ1世の急死には多くの人が追悼を行い、その後に即位したローマ教皇は彼の名を継承し「ヨハネ・パウロ2世」と名乗り、カトリック教会より聖人認定をされています。
この言葉から、皆さんはどのような印象を受けるでしょうか…。多数決を批判するようなものに見えるでしょうか。それとも違う意味に感じられたでしょうか。
ヨハネ・パウロ1世自身がどのような意図でこの言葉を発したか、詳しいことは残念ながらわかりませんでした。
しかし、私がここで強調したいのはズバリ「自分の意見を持つことの大切さ」です。
この先、推薦入試を受ける人などは面接を経験することと思います。中には集団面接を受けることになり、それも回答の順番が一番最後になった場合、自分の回答の前にほかの受験者の回答を聞くことになります。その際にほかの受験者が自分と違う内容の回答をしている人が多ければ、不安になるかもしれません。
しかし安心してください。たとえ数の上では多数派の意見でも、それがいつも正しいとは限らないのです。大切なのは数の暴力にひるまず、今まで行った対策、積み上げてきたものを信じて、自分の意見に自信をもって回答することです。その意見次第では、多数派を打ち負かすことも決して珍しくはありません。
自分が少数派であっても、何も不安視することはありません。面接はもちろん、実生活でも自分に自信をもって、どんどん意見を示していきましょう。ただし、その意見の押しつけはいけませんよ!