先月の後半から始まったワールドカップもついにベスト4進出チームが出揃いました。順当に勝ち上がったフランスやアルゼンチンにアフリカ勢として初めてベスト4に進出したモロッコ、そして勝負強いクロアティアと、楽しみな対戦カードが残っており、まだまだ目が離せませんね。私自身は日本を除くと、フランス語を勉強していた過去もあってフランスを応援しております。
さて本日、世界史界隈であることが話題になっています。それは「モロッコの勝ち上がり方が世界史のそれに似ている」ということです。私も最初は何を言っているのかさっぱり分からなかったので、調べてみました。
まず、モロッコの決勝トーナメント1回戦の相手はスペイン、次なる準々決勝はポルトガルで、どちらにも勝利しました。そして、準決勝ではフランスと相見えます。
この戦歴、何かに似ていませんか?実はこれ、7〜8世紀に北アフリカからイベリア半島に勢力を拡大していたウマイヤ朝の動きとピッタリ一致します(厳密に言えばモロッコはベルベル系民族が多く、ウマイヤ朝はアラブ系国家であるため、イスラーム国家という以外の共通点はあまりありませんが…)。
そしてイベリア半島の西ゴート王国をウマイヤ朝が征服するが如くスペイン、ポルトガルを破ったモロッコの次なる相手はフランス…。そう、イベリア半島征服後の732年にトゥール・ポワティエ間で戦った相手と一致します(フランク王国はフランスの前身)。
史実ではフランク王国がウマイヤ朝の快進撃を阻止しましたが、あれから約1300年、果たしてサッカー界の「トゥール・ポワティエ間の戦い」は、一体どちらが勝つのでしょうか!?
Y. Sato