塾式COSMO

みなさんこんにちは、栗原です

センター試験終わっちゃいましたねー。結果はどうでしたか?

あんまり終わったこと突っ込んでほしくないという人もいますでしょうが、ここでセンター試験の問題のポイントを振り返って見ましょう。

今日は国語の第一問、評論文です。

 

大学入試とは文字通り大学に入るための試験です。なので、高校までの学習を終えているか、もしくは大学に入ってやっていける学力があるのかを検査するのです。現代文の特に評論問題では、どのような力が試されるのでしょうか。

まず一つは読解力ですね。評論文の筆者が言いたいことを的確に捉えることができる力です。

それから応用力も試されます。現代文にも応用ってあるんですよ。筆者の言いたいこと捉えるだけでなく、そこからどのようなことが考えられるのか、といいうことを聞いてくる問題です。

あとは最近増えてきました、栗原はこう呼んでます「そもそもこの文章はどんな文章だったか問題」。今年で言うと問6ですね。一緒に見ていきましょう。 お手元にセンター試験国語の問題を用意してください。

さて問題はこうありますね

  問6 この文章の特徴に関する説明として適当なものを、次の①~⑥のうちから二つ選べ。ただし、解答の順序は問わない。

つまりこの文章は何についてどのように書かれた文章であったかを、最後の問にして改めて受験生に問いかけているのです。この問題で間違えるということは、何についてどのように書かれているのか解らなかった、ということになっちゃいます。なのでこういう問題に遭遇したら気合入れてくださいね。

問題自体は簡単です。選択肢をみましょう

ちゃんと①~④と⑤~⑥の二つにグループ分けできましたか?そうです、「二つ選べ」とあるので①~④の中から一つ、⑤~⑥の中から一つずつ選ぶ可能性が高そうだぞ、と思ってください。はい、そう思えた人はエライ。こういうのは選択肢を見た時点で直感してくださいね。

①~④の選択肢は本文に引かれた傍線a・bについての言及、⑤⑥は文章全体の特徴についての言及です。だから二つのグループに分けられます。

まず①~④について。①は選択肢の後半が×、「同種の研究」の数に関しては述べていません。②について「藤田省三」と反対の立場ではありません。基本的に賛成しているから「隠れん坊」の変化について述べていくのです。④後半の「大人と子供の考え方の違い」という部分が×、そんな比較してません。正解の一つは③

⑤と⑥について。ここが少し難しかったですね。⑤が違うんです。選択肢の前半から後半にかけての因果関係がおかしい。「市民社会」や「管理社会」は子供の遊びの比喩ではなく、それらの投影が子供の遊びに見られるという意味で用いられていました。比喩とは、「暗に示すこと」や「何かの事象を別のもので例えること」です。どちらの意味でも本文では使われてませんね。

この問題は大学に入ってから役立つ力を試す方の問題です。みなさん大学に入ったらたくさんの論文を読みます。部分部分の意味もわからないといけませんが、全体としてどういう論文だったかをも把握することも必要なんです。この問題間違えた人はよーく確認しておいてくださいね。