今週に入ってうれしいニュースが立て続けにありましたね。
日本人がノーベル賞を受賞しました。しかも4人も・・・。
今日は授業で、そんな話が話題になりました。
「みんなノーベル賞候補だね」と言うと、みんなのけぞって「むりむり~」と言うリアクション・・・。
そうかなぁ・・・。ノーベル賞をとった4人の人も、小学生のときはノーベル賞が取れるなんて考えてなかったんじゃないかなぁ・・・。
私は先週ちょうど、日本人の英雄の一人、「杉原千畝(すぎはらちうね)」の伝記を読みました。
第二次世界大戦中、外務省に勤めていた彼はドイツの近くにあるリトアニアと言う国で、仕事をしていました。その彼の元に、ナチスから迫害され、命を狙われているユダヤ人の人々がたくさん、海外に逃げるためのビザを求めてやってきました。
三日三晩、寝ずに悩んだ末、目の前で困っている人々を見捨てることはできないと、日本の外務省の命令に背いてユダヤ人に日本を通過して海外へ逃げるためのビザを発行することにしました。
それにより救われたユダヤ人の数は6000人を超えたといわれています。
その後、外務省の命令にそむいたことで、苦難の道を歩むことになりますが、今多くの命を救った彼の功績は認められ、世界中の人々に感動と勇気を与えています。
「英雄」を辞書でひくと「他の人たちに特別なことをした人」とあります。そのためには優れた勇気も必要ですが、現実に行動できる力もなくてはなりません。
みんなには、彼のようにたくさんの勇気と英知を持って、どんな困難にも立ち向かう精神力を、自分の心の中に培い、大きく育てていってほしいものです。
授業が終わったあと、「私ノーベル賞は取れないよ」とひっそり言ってきたMちゃん・・・。私はすかさず、「特別なことをしようと思わなくていいんだよ。ただ、目の前にある自分のやるべきことを一つ一つ一生懸命にやれば、何か大きなものにつながるはずだよ・・・」と答えていました。
「続けることが大事」・・・Mちゃんはわかってくれたのでしょうか。笑顔で帰っていきました。