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今日は二十四節気の「寒露」。夜が長くなり、露が冷たく感じられる頃ということです。考えてみれば、「秋の日は釣瓶落とし」という言葉にもあるように、気が付けばあっという間に夜の帳が降りていると感じることが増え、朝露も目立つような時期になってまいりました。とはいえ、このような穏やかな陽気の続く今の時期というのは、何をするにも良い時期と言えそうです。

 

ということで、次第に寒くなっていくこれからの時期を見据えて、心がけたいことについて考えてみましょう。

 

まず大切になるのは、「しっかりと湯船に浸かる」ということです。これに関しては、気温の変化に合わせて自然と実行している人は多いのではないでしょうか。一見地味に見えるかもしれませんが、1日のうち、全身を同時に温められる時間は入浴時くらいしかありません。当然ながら、体を冷やすことは体調の悪化に繋がりかねないので、ある程度時間を使ってでも、湯船に浸かる機会を設けていきましょう。

 

次に、冷たい飲み物を飲む回数をできるだけ減らすことがあげられるでしょう。体感温度に関しても勿論ですが、冷たい飲み物は胃腸にもあまり良いとは言えません。私のおすすめは地味かもしれませんが「白湯」です。量は多くなくて良いので、なるべく「起床後」に飲みましょう。睡眠中に体外に出た水分を補うだけでなく、臓器を良い意味で活性化させて、消化を良くしてくれたり、適正体温を維持してくれたりと、至れり尽くせり!

 

そして、適度なマッサージも効果的です。寒いと何かと体が強張り、筋肉が固くなってしまいます。そうなると血流が悪くなり、体の違和感につながる可能性がありますので、こまめに体をほぐしましょう。特に受験生の皆さんは長い時間同じ姿勢を維持しがちなので、後頭部から首周りにかけての血流が滞ることがあります。それゆえに、それらの部分は入念に行うといいのではないでしょうか?

 

前近代のヨーロッパでは、体調の悪化の原因は悪い血液にあると考えられていたため、体内の血液を取り除く「瀉血」という治療法が普及していました。今では当然ながら推奨されていませんが、血流が体調と密接に関連しているのを見ると、なるほど、瀉血が当時頻繁に行われていたのも一理あるのではないかと思いますね。

 

兎にも角にも、これから大切なことはズバリ「体を冷やさない」「血流を悪化させない」ことです。できることからやっていきましょう!

 

Y. Sato