こんばんは!一昨日くらいまでは雨が続いて、
「めっきり冬になってきたな~」と思っていたのですが、
昨日今日は日差しも出て暖かく、すごしやすかったですね(^^)
このように、十一月中旬に日差しが出て暖かくなることを「小春日和」といいます。
言葉の響きから、「春の言葉かな~」と間違えやすいので、テストなどでも頻出です!
「小春日和」はこの季節の季語ですので、間違えないようにしましょう!
さて、今日は”季語”の話です。明治時代の頭まで日本では太陽で日時を決める太陽暦ではなく、
月の運行で日時を決める太陰暦を使っていた、ということは以前の講師日記で書きましたよね(覚えていますか?)
そんなわけで、江戸時代までにそのほとんどが決まってしまった”季語”は、現在の季節とずれている場合が多くあります。古典の世界では、
1・2・3月⇒春
4・5・6月⇒夏
7・8・9月⇒秋
10・11・12月⇒冬
というようになっています。なので、「せみ」は秋の季語に、「小春日和」は冬の季語になります。
各月の古い名前である、睦月・如月・弥生・卯月・皐月・水無月・文月・葉月・長月・神無月・霜月・師走
とともに、入試では頻出なので、しっかりチェックしておきましょう!