30=□×□+□こんな問題を出してみました。四角にあてはまる数を自由に入れて、自分で問題を作る・・・そんな課題です。
4年生にもなると、もう夢中で問題をつくり始めます。
たくさん出来る子はもう10問を作るのもあっという間です。中には習いたての小数を入れて問題をつくります。
でも、そんな友だちを尻目に、「なんでこんなことするの?」「何の意味があるの?」という態度の子もいます・・・。そういう子は、なかなか問題がつくれません。
一つつくるのが精一杯です。
一つの問題に、とにかく真っ向から向き合える子・・・。そういう子は、大きな可能性を持っているものです。だから、「つまらない・・・」「わからない・・・」。そう、見ただけですぐに根を上げてしまう子には、「まずは問題と向き合うこと」を指導しています。
だれでも、はじめから得意だった子はいないと思います。ただ、「問題と向き合う」習慣が身につけられたかどうか・・・、ここに鍵が隠されていると思うのです。
「過去を追うな、未来を願うな。過去は過ぎ去ったものであり、未来はまだ到っていない。今なすべきことを努力してなせ」という偉人の言葉があります。
「こんなことが将来何になるって言うの?」なんて言わないで、まずは与えられた課題を一生懸命に取り組んでみましょう。何がどうなって、どういうきっかけで運が開けるか、わからないものですよね。