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彼岸の入り…山本

こんにちは山本です
最近は色々な中学校でテスト期間が近いこともあり自習室の利用が活発になっていますね。
生徒の意欲ある姿を見ることが出来て嬉しい限りです。
さて本日はタイムリーな話をしようかと思います。
皆さんはお彼岸の習慣をご存知でしょうか?
毎年、春分の日と秋分の日の前後3日間、合わせて1週間の期間がお彼岸と呼ばれる時期になります。
元々は極楽浄土に至るために超えなければいけない試練を川に例え、川の手前を此岸(しがん)、川の向こうを彼岸(ひがん)と呼び、それを超えるために六波羅蜜(ろくはらみつ)と呼ばれる修行と先祖への感謝を行うという行事でした。
日本古来の風習らしいですが仏教と混ざり、今では先祖供養の習慣として残っています。
基本的にはお供え物を用意するのが一般的ですが、その際に良く見るのが「おはぎ」です。
ここで皆さんに一つ確認したいことがあるのですが、「おはぎ」と「ぼたもち」の違いって分かりますか?
なんとこれらには何の違いもありません。
では何故、呼び名だけ違うのかと言うと、先程話したお彼岸には春と秋の二回があるという事が関係してきます。
この際に供え物として「おはぎ」を供えるのですが、
春は牡丹
秋は萩
といった具合に季節を象徴する花が違います。
ですので、花と一緒に添えられる物も
春は「牡丹餅」→ぼたもち
秋は「お萩」→おはぎ
と呼び名が分けられているのですね。
日本語は多様性が特徴的な言語なので語源を調べるだけでも色々なことが学べます。
是非、国語というものに興味を持って色々な知識を学び取ってみてください!
特に高校2年性は国語の講座が新しく開設したのでチャンスですよ〜(宣伝)