歳を取る(というと語弊があるかもしれませんが)と、
「これはそういうことだったのか」と気づくことが出てくるように感じます。
例えば勉強。
社会人として働きながら積分をしたり、推量の助動詞の意味判断をしたりする人はごく稀ですが、「勉強をしていて良かった」という瞬間は遅かれ早かれ必ずやってきます。
ただし、人はそれまでの人生の積み重ねで得た視野の中でしか物事を考えるのは難しいです。
ですから、色々な経験を積んで視野が広がってきた時に初めて物事の意味が分かる瞬間が訪れるのではないかと思います。
けれど、勉強をしながら気づくこともあると思います。
数学などは、一つのことが理解できると解ける問題はその倍以上出てくるはずです。
ぜひともそれを楽しんでほしいと思います。
中学生も高校生も定期テストの時期になります。
「低い点数を取ってしまったらどうしよう」というプレッシャーがのしかかりますが、
目の前の一問一問が解けることに喜びを感じながら勉強してほしいと思います。