こんにちは。金田です。
本日は入試問題との取り組み方をお話します。以前に赤本は早い段階で解いてください、というお話をしました。
皆さん、もう解いていますか?解いていない方はすぐに解いて解いてください。
入試問題はその大学の考えが盛り込まれています。大学側としてはアドミッション・ポリシーで求める学生像を提示しています。ただ適当に書いているわけではありません。入試問題もそれに沿って作られています。名門といわれる大学ほどその傾向は強く出ています。
例えば東京大学は要約能力を大事にしているため、要約力が問われる入試問題が出題されます。
これは各大学の理念と入試問題を突き合わせるとわかることがあります(わからないときもありますが)。
ただ、詳しいことがわからなくても結果として入試問題には大学ごとの傾向が表れます。その傾向を掴み、対策していくことが大事です。
また、入試問題の時間と問題量の対比や、合格得点率の検討も必要です。
時間に対して問題量が多い場合と時間が十分にある場合では当然戦略が違ってきます。
得点率が高い場合はミスが許されない問題という事になります。
入試問題は戦略を練るための最も大切な情報源です。今現在解けるか解けないか、という事は問題ではありません。
また、直前に解く問題をとっておきたい、という方。その理由は何でしょう。大学入試において直前に過去問を解くメリットはほとんどありません。入試直前過去問は完ぺきに解けようになっておくことの方が大事です。
皆さん、ぜひ入試問題に取り組んでください。