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来週の本試験へ向けて頑張ってます!

PDCA・・・藤森

みなさん、こんにちは。藤森です。

都立高校推薦入試の結果が出揃い、また、私立大の結果も出始めました。

都立推薦に合格された方、おめでとうございます。新生活に思いを馳せつつも、高校準備に時間をあてていきましょう(学習面で)

合格はゴールではなく、スタートです。スタートダッシュを切るには準備が大切ですよ。

そして惜しくも不合格だった方、そもそも今まで頑張って勉強してきたのは一般入試に向けてですね?

では、本来の目的に向けて気持ちを切り替え、勉強するのが合格への道です。ともに頑張りましょう。

さて、皆さんの合格へ向けて、どの学年にも適用できる目標達成にまつわる考え方を今日は紹介します。

それはPDCAサイクルという考え方です。いつか皆さんも社会人になれば教わるであろうこの考え方ですが、これは受験にも十分使えます。

 

PDCAとは?

PlanDoCheckActionの頭文字を取ったものです。

P→D→C→Aと各項目を実行していって、またP→D→C→Aを実行してゆく、

つまり、P→D→C→A→P→D→C→A…….という事です。

それぞれ見ていきましょう。

Plan→目標達成の為の計画のことです。目標とはつまり受験においては○○高校合格、○○大学合格が目標となりますね。

他学年の方は「学年末テストで80点以上をマークする」であったり、「次の英検漢検で級を取る」であったりするわけです。

この計画を立てる際には、逆算式に考えます。

例えば○○高校○○大学合格が目標だったとします。

○○大学に合格する為には「いつまでに」「なにを」「どのように」実施するのかを考えなければなりません。これが計画です。

例えば、

「受験までに」「この英単語帳を」「5周する」

その為には

「夏休みまでに」「2周は終わらせる」

その為には

5月末には」「1周しておきたい」

その為には

「今月末までに」「100ページまで終わらせよう」

その為には

「今週中に」「70ページまで終わらそう」

その為には

「今日」「60ページまで終わらそう」

という風に最終目標を細分化して中期的・短期的に目標を落とし込んでいきます。

Do→実際に実行することです。短期計画と実行を照らし合わせながら、スケジュール通りに進行しているか意識しましょう。

不測の事態は起きるもの。なので、計画よりも前倒しで実行していく事がコツです。

Check→短期計画のPlanがきちんとDoできたかをCheckします。最初は達成できない事が多いです。では、なぜ達成できなかったのか、これを洗い出します。

設定した分量が多すぎた、気分が乗らなかった、風邪をひいてしまった、スマホゲームをやりすぎた。いろんな原因が洗い出されます。

Action→次のPDCAサイクルを効率よく回す為の改善策を考えることです。Checkで洗い出した原因を潰していきます。

設定した分量が多すぎたなら、適量に減らす。気分が乗らなかったのなら、自分のモチベーションが上がる方法見つける。風邪をひいてしまったのなら、食生活・生活習慣を改める。スマホゲームをやりすぎたのなら、ゲームする時は上限時間を決めてアラームを設定する等。

そして新たな短期計画をPlanし、Doして、Checkしてから、Actionする。この繰り返しです。短期でPDCAサイクルを何回もまわすと、中期でのPDCAサイクルの質が上がり、すると長期でのPDCAサイクルの質もおのずと上がります。そして目標であった合格が近づきます。

いかがでしょうか。ぜひ実践してみてください。