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初夏の「学びの一週間」に・・・佐藤

こんばんは、連休初日だというのにあいにくの雨ですね…

 

さて、今日から大型連休に入ります。せわしない4月も終わりを迎え、だいぶストレスフリーな日常になってきたのではないでしょうか。

 

そして、時間がたくさんある連休中にやることといえば、休むこと、遊ぶこと、そして「勉強」です!

この一週間は予習復習、そして様々な学びの絶好機です!!

 

しかし、画一的な方法で勉強していても効果は半減してしまいかねません。なぜなら、教科ごとに効果的な勉強方法というのは異なっているからです。今回は特に文系科目(国語・社会)と理系科目(数学・理科)について紹介しましょう。

 

文系科目の特徴として、「とにかく問題の種類が多い」ということです。私自身も社会科の一問一答の数の多さに圧倒された記憶があります。国語においても、文章が長ければ長くなるほど問題として扱われる可能性のある部分の数もおのずと増えます。さらに、選択問題、記述問題、資料問題といった多彩な問題形式なども考慮すると、その種類の豊富さは言わずもがなでしょう。

こういった文系科目ははっきり言って、一冊の問題集で範囲のすべてを網羅することはほぼ不可能です。そのため、多彩な問題パターンに対応すべく、一回きりの使い捨て感覚で問題を解き、何冊も実行することがポイントとなるでしょう。

 

それに対して理系科目は文系科目とは対照的に「問題の種類が少ない」ことが特徴です。例えば数学の因数分解問題は、xの係数が2から3に代わっただけでもう別の問題です。一見すると種類が多いように見えますが、因数分解の公式がしっかり理解できていれば、数字がどのように変わっても1つの同じ解法ですべての問題が解けます。ゆえに理系科目は「問題の種類が少ない」といえるのです。

こういった理系科目は解法の確実な定着が大切になるため、「同じ問題集を何度も繰り返し行う」ことが非常に重要となります。同じパターンの問題が多いため、何冊も問題集をやる必要性は薄くなります。

当然ながら解くための公式は暗記しなければなりませんが、少なくとも文系科目攻略に要求される暗記量よりはずっと少ないはずです。

 

それぞれの科目にはそれぞれ特徴があります。それらの特徴を把握し、効果的な勉強方法を模索してみましょう!!

そしてこの一週間をぜひ「学びの一週間」としていきましょう!!