こんにちは、底知れぬ好奇心の泉こと佐藤です。
今月上旬は異常なほど暑かった覚えがありますが、そのような気候もだいぶ落ち着いてきて、秋も深まったと感じております。体調を崩しやすい時期は過ぎましたが、特に受験生にとってはまだまだ油断は禁物です。
食欲の秋ということで、今回は食べ物のススメに関して話していきたいと思います。
この時期、受験勉強による心身の疲れやストレスに悩まされる人も少なくないでしょう。そこで、これからの季節に健康を保つための栄養素、およびそれらが豊富に含まれている食材をいくつか紹介いたします。
○ビタミンA:緑黄色野菜や卵黄などに多く含まれています。目の粘膜を強化し、疲れや乾燥の対策になります。
○ビタミンB群:豚肉、ゴマ、納豆などに多く含まれています。特にビタミンB1は目の疲れだけでなく、この時期にありがちな精神的なイライラを抑制してくれる効果が期待できます。
○アントシアニン:ブルーベリーをはじめ、黒豆やブドウなどに多く含まれている色素です。目をはじめとする肉体的、精神的疲労に対して大きな効果が研究されています。
○乳酸菌、納豆菌:言わずもがな胃腸に効果的な菌です。特に納豆に含まれる納豆菌は食事における胃腸改善の解答となります。ほかにも豆腐、キムチなどの発酵食品も効果的です。ストレスが胃腸に作用しがちという人も少なくないかと思います。この時期だからこそ、少しでも体に負担のかかりにくい食生活を心がけていきましょう。
古代ギリシアの医者ヒポクラテスはこのようなことを言っています。
「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」
この言葉に象徴されるように、食べ物はいかなるものよりも健康に影響しています。食べ物云々で健康にも不健康にもなります。受験まで健康な体を維持するため、食べ物に気をつかえるようになるといいですね。