世界史の名言~「賽は投げられた」~・・・佐藤

こんにちは!!
今回も世界史の名言を引用していきたいと思います。

「賽は投げられた」

これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
共和制ローマ末期の将軍カエサルが元老院を倒すため、ルビコン川を渡る際に叫んだ言葉として知られています。

古代ローマ時代において、軍を率いてルビコン川を渡ることは法で固く禁じられており、それはすなわちローマに対する反逆を意味しておりました。

カエサルやその部下らにとって、ルビコン川を渡ってしまうと、もう引くことができない状況に自らを置くことになるので、この出来事から現在では「もう回帰不能点をこえてしまったので、こうなった以上やるしかない」という意味で使われます。

この名言は今の受験生を端的に表しているのではないでしょうか。
12月も下旬に差し掛かり、志望校も決定し、簡単に変更することもできない状況です。
まさに皆さんの現在の心境は当時のカエサルの心境と似たところがあると思われます。

もはや後戻りはできません、最後までやり遂げるしか選択肢は残されていないのです。
持てる力を十分に発揮できるように徹底的な準備をしていきましょう!!

腹をくくり、吹っ切れることができるかどうか。
それができたなら、カエサルが元老院を破るという野望を達成できたように、皆さんも必ずや目標を達成できると思いますよ!!!