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ロジカルシンキング・・・藤森

皆さんこんにちは、花粉症真っ只中の藤森です。

都立高校入試を受験した皆さん、お疲れ様でした。人事は尽くしたはずです。今は天命を待ちましょう。

今年の国語の問題には、懐かしさをテーマとした論説文が出題されました。皆さんはまだ郷愁を感じるって事はあまり無いかもしれませんが、いつぞや感じる時が来ます。その時は皆さんが立派に成長したあかしです。その時までじっくり成長していってください。

さて、国語の授業や問題演習の際によく耳にする事、そして皆さんもこんな事を思った事はありませんか?それは「国語ってどうやって勉強すればいいか分からない。なぜその解答なのかがいまいち分からない」という事。これには、ロジカルシンキングという方法を用いれば解消できます。日本語では論理的思考です。

国語の問題には必ずこんな書き出しがあります。

「次の文章を読んで、あとの問いに答えよ」文章を読まないと問いには答えられませんが、逆に言うと文章を読めば問いに答えられると言う事でもあります。つまり、答えは文章の中に書いてあります。この答えを見つける時に使うのがログカルシンキングです。論理的に文章を読み解いて、問いに答えるのです。国語の成績を上げるにはとにかく文章に触れて問題演習を繰り返す事が推奨されますが、論理的に問題を解く方法を知らずに闇雲に問題にあたってもあまり意味がありません。解き方を知った上で、その解き方を身につける練習の為に問題演習を繰り返すのです。

なんだか難しそうだなー、と思うかも知れませんが練習すれば誰でも出来ますし、習得すればグンと国語の成績が伸びます。一緒に習得していきましょう。

論理的思考とは例えばどんなものがあるか紹介します。アリストテレスの三段論法という考え方が有名です。

それは、

A:すべての人間は死すべきものである。

B:ソクラテスは人間である。

C:ゆえにソクラテスは死すべきものである。

AとBの前提からCという結果を導き出しています。

国語の問題ではAとBが問題文に書かれていて、Cが解答選択肢に書かれている、そんな問題が出題されます。AとBの関係が掴めれば、Cは導き出せます。

他にも色んな論理がありますが、これを身につけて問題が解けるようになると楽しいですよ。

今年の入学試験は終了しましたが、これは来年の入学試験が始まったともいえます。共に駆け抜けましょう!