【受験生必見!】「時間が足りないなぁ」という方へ・・・杉浦

こんばんは!
早いもので一年ももうすぐ終わりです。
一年の終わりに差し掛かる今、一年があっという間に終わってしまったという人も多いのではないでしょうか。
楽しい時間や頑張っている時間は早く過ぎるものですので、充実感を伴ってあっという間に時間が過ぎたあなたはきっと幸せ者です。

一方で…
そうではなく、何もしていないのにもう終わってしまったのかというように一年があっという間に終わってしまったと後悔しているのであれば、気をつける必要があるかもしれません!

【①】年末は「時間汚染」に注意!

今回は、あっという間に時間が過ぎてしまう現象「時間汚染」について見ていきましょう。
後半でその対策についても紹介させてもらいます。
この時間汚染を繰り返していると、あっという間に人生が終わってしまうかもしれません。
それでは、「あっという間に1年が終わってしまった」といったことをなくすためにはどうすればいいのかということをご紹介していきます!

【②】1番身近な時間汚染:「時間飢餓」

「時間飢餓」物騒な響きですね。
時間汚染について考えるために、まずはこの時間飢餓をご紹介します。
皆さんは勉強に取り組んでいて、「時間が足りない!」と思ったことはありませんでしょうか?
そういう方に知っていただきたい考え方の1つに【本当は時間はあるのに、時間がうまく使えなていないだけじゃないか?】というものがあります。
これを時間飢饉といいます。
今回はこ時間飢饉の視点から、時間汚染について考えていってみましょう。

【③】時間汚染の原因はマルチタスク!?

「時間汚染」とは、メリーランド大学の博士が提唱している概念です。
その博士によると、人間は普段からあることをしてしまうと、時間の流れを早く感じてしまうとのことなのです。
実はこの「時間があっという間に過ぎて何も出来なかった」という感覚を作り出す原因はマルチタスクなのではないかということが提唱されています。

【④】日常に潜むマルチタスク…!

私たちの日常では、スマホでLINEやメールを返したり、友達と話したり、勉強をしたりなどの1日のあらゆるイベントが多くなりすぎて、時間の流れが細かく分断されすぎています。
その結果、1日の間に集中している時間や、1つのことに夢中になって取り組んでいる感覚がなくなってしまい、【焦りの感覚】として私たちの身に返ってきてしまうわけです。

【⑤】焦りの感覚は人間の能力を大きく低下させる

先程のメリーランド大学の博士によると、マルチタスクによって分断された時間というものが、実際に、集中力や理性を司る脳の前頭前野に大きなストレスを与えることが分かっています。
このストレスを与えられることによって、恐怖や不安を作り出す扁桃体の活動が活性化されてしまい、時間がないことに対する焦り(時間飢饉)が生まれ、私たちの能力を著しく下げてしまうわけです。

【⑥】まとめ:マルチタスクは最小限に!

あらゆることを同時並行で成し遂げることが多い現代で、マルチタスクをなくすのはほぼ不可能と言って良いでしょうが、減らすことはできます。

【特に受験生は必見です!】
生徒の皆さんが勉強する際、視界にスマートフォンを置かないこと、身に付けないことはこの時間汚染を減らすテクニックとしてかなり効果的です。
結構バカになりません!
年末で忙しい時期だとは思いますが、身の回りのことを整えて、受験生は受験に向けたラストスパートを頑張ってください!
それでは、良いお年を!